吉川春二杯・小中囲碁交流戦 - 横浜市退職小学校長会

吉川春二杯・小中囲碁交流戦

2022/11/26

横浜市立小学校・中学校の校長で、囲碁をたしなむ者が集って、小中対抗戦をする。こんな会がずっと続いてきました。会の運営は、現役校長が小中隔年交代で行います。人数調整のため副校長にも参加を依頼してきました。いつの頃か、元教育長で囲碁に造詣の深い吉川春二氏に優勝カップを寄贈していただきました。それからは、吉川春二杯争奪囲碁大会として運営されてきました。ことしで31年目を迎えます。

囲碁の大会 に対する画像結果

年に1回、小中の囲碁愛好者が旧交を温める機会でした。また、現役とOBの交流の場でもありました。会が終わった後は、近くの居酒屋で懇親会を持ってきました。ほとんどの人が参加しました。そして、1年後の再開を約束して散会としてきました。

宴会 イラスト に対する画像結果

残念ながら、今は小中ともに、現役で参加できる人がいなくなりました。OBだけの会となってしまいました。永く綱島の「浜京」や市の教育会館周辺を会場としてきました。「浜京」は閉鎖され、紅葉坂の勾配を苦しいと感じる人が増えてきました。あと何年かしたら、自然消滅でしょう。オンラインで自宅での参加も考えられますが、メカのハードルが高過ぎます。吉川春二杯・小中囲碁交流戦、歴史の彼方へ忘れ去られる運命を迎えています。

トロフィー

わが囲碁研修部も同じ運命を辿るのでしょう。十数年にわたって、新入部員が一人もいないのです。入る見込みもありません。

 

部を存続させるには、今の会員に囲碁を覚えてもらうしかないのです。これは、そんなに難しくありません。囲碁は、70歳過ぎても始められます。今は、80歳を過ぎて麻雀を始める人が増えてきました。ネンリンピックの種目にも指定されています。囲碁は、麻雀に比べて、覚えるルールが少ないです。すぐにそれなりに楽しめます。あとは、上達するのを楽しむだけだと請け合います。今から碁敵(新たな友人)を持つ。素敵な人生ではありませんか。

囲碁を楽しむイラスト に対する画像結果

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