囲碁から出来た言葉(その1)
2021/9/7
「一目置く(いちもくおく)」
実力の異なる相手と対局するときは、下位の者が上位の者に石を幾つか置いて優位になるようにしてから始めます。要するにハンデ戦ですね。碁石を数えるときの単位は、目(もく)や子(し)を使います。一目、二目というように。このことから、自分より実力が上だと評価するとき、「一目置く」と言うようになりました。
「岡目八目(おかめはちもく)」
対局者よりも、そばで見ているひとの方が、八手先までも戦況を把握できるということ。このことから、当事者よりは、第三者のほうが物事の判断が確かにできるという意味になりました。
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