囲碁にまつわる言葉(ま)
2023/12/9
「不断寺の囲碁広場」
横須賀市長井5-1-1にある浄土宗「不断寺」では、囲碁広場を開催している。毎週第1,3土曜日の13時~16時に本堂で行われる。参加予約不要で、途中出入り可という緩いルールで運営されている。将棋やオセロの用具も置かれているという。
ホームページには、江戸時代の本因坊算砂の言葉が、寺の「今月の言葉」として紹介されている。普通、仏教に関連する言葉が選ばれるところ、囲碁の言葉が選ばれているのである。
「碁なりせば 劫など打ちて生くべきを 死ぬるばかりは 手もなかりけり」というものである。
12月16日には「囲碁まつり」というイベントが予定されている。囲碁の対戦の他、初心者囲碁教室、着物着付け教室、書写展、古着市、屋台出店なども企画されているようである。
これらは、不断寺の副住職のアイデアとそれに賛同する方々の熱意によって実現しているようだ。このようなことが、他の寺院、神社、町内会・自治会でも行われるようになれば、囲碁の未来が開けてくるだろう。そんなことを思わせられるトピックである。