「子供の認知機能の発達」

 

今から２０年ほど前、日本棋院が、東北大学の川島隆太教授に委託研究を依頼した。その報告が、２００６年５月２２日の日本棋院発行「週間碁」に紹介されている。

 

研究概要

実施期間；　平成１８年１月～平成１９年４月まで延べ４回の実証実験

対象･人数；　碁を全く知らない小学生（低学年中心）各回３０～４０名参加

講座と検査；３か月間（週１回１時間）の囲碁入門講座を４回実施。

テスト結果１３０名のデータを分析。

分析結果が、下のグラフのようになったという。

 

３種のどの検査においても、囲碁を始める前よりも向上している。川島教授の考察によると、

「囲碁教室に通った児童たちの成績の有意な変化は囲碁を学んだ事に起因すると推測する。」そうである。

 

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