女流棋士・世界メジャー戦を制する

 

「第7回 呉清源杯世界女子囲碁選手権」に参加した上野愛咲美さんが、見事優勝した。

決勝の相手は、中国の唐嘉雯六段だった。決勝は3番勝負で争われた。1勝1敗で迎えた決勝戦は12月1日、中国福州市で行われた。そして、黒番の上野さんが中押し勝ちで日本女子初のメジャー制覇を成し遂げた。

今回の呉清源杯には、日本勢3人を含む中国や韓国などの代表24名が参加し、トーナメント方式で戦った。女子世界戦は今世紀に入ってから本格化したが、日本は中国と韓国に圧倒されてきた。前回大会は藤沢里菜女流本因坊が準優勝している。韓国に渡った仲邑菫さんの活躍も期待される。日本女子囲碁界の明るい未来がちょっぴり開かれてきたと思うのはまだ早いかな。期待して応援しましょう。

 

対局する上野さん

 

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