基本テクニック講座② 「背景を暗くする」
2024/7/3
6月21日の研修会の報告です。
前回は、「玉ボケでの表現」、今回は、「背景を暗くする表現」を講師が撮られた何枚もの写真から学ぶという会員にとって贅沢すぎる研修会となりました。
フォトさくらの会員の撮った2人の会員の写真を紹介します。
2枚の写真とも背景を暗く撮影したことにより、撮影者の「何を見せたいか!!」がより明確になっていませんか.
当日の講師の説明を要約します。
〇昼光で背景を暗くする撮影テクニック
→逆光で撮る! 絞りを調節できるカメラであれば開放で撮る。
〇夜に背景を暗くする撮影テクニック
→そのままストレートに撮る!
ショウブの花がらを摘んでいる写真を撮影した会員は、逆光を活用し、コンパクトデジタルカメラのAUTOモードで撮影しました。そして、そのままでも背景は暗かったのですが、黒をより強くしたいと思い、パソコンの画像ソフトで編集したそうです。
一方、アジサイを撮影した会員は、同様に逆光を活用し、一眼デジタルカメラで絞りを開放にして撮影し、画像編集はしていません。
デジカメは、逆光を活用すれば、カメラの種類や画像編集ソフトの仕様の有無に関係なく背景を暗くすることができます。皆さんも挑戦してみませんか!!
研修の最後に、講師から「感性を大事にして写真を撮ってください。」という言葉がありました。「もう若くないから感性も衰えているだろうな。」と思った瞬間に、講師から「シニア世代には、感性の蓄積があります。だから、皆さんは感性豊かな写真が撮れるはずです。」との言葉が続き、勇気が湧きました。