大磯で歴史・文学散歩ー快適な1日でした。
2021/11/26
皆様、お久しぶりです。11月25日文学散歩で大磯に行きました。
抜けるような空と光る紅葉、美味しい空気に癒されながら17人で散歩しました。
地福寺の藤村墓地は石垣を背景に静子夫人と揃いのデザイン、清楚!境内には梅の古木がたくさん植わっています。藤村は白い花が好きでした。鴫立庵に向かう途中、同志社大創立の新島襄「終焉の地」石碑の解説がありました。本名は七五三太で「しめた」。そのいわれが可笑しかったです。
東海道沿いの湘南発祥の石碑を通って、鴫立庵に到着。西行や新古今三夕の歌、「小諸なる古城の」歌曲斉唱、詩歌の朗読、俳句作り等、茅葺古民家と渓流の環境にふさわしく、やりたいことをやりました。ま、いつものことですね。
藤村邸では、若いガイドさんが丁寧に「静の草屋」と晩年の藤村について語って下さり、作品の中に入り込むような感動を味わいました。広い縁側に晩秋の穏やかな風が心地よかったです。
明治記念大磯庭園では、豪壮な和風別邸群に驚き、明治の偉人たちの蓄財能力におしゃべりの花が咲きました。バスで吉田邸へ。着いたらもう13時で、昼食組と帰宅組に分かれて、それぞれ見学し、流れ解散となりました。
文学裏話や鋭い美意識、ユーモアにあふれた約8千歩の散歩、楽しかったです。次は3月、コロナ禍がより一層収まることを願っております。 ー 読書会広報部より ー