放課後学習支援の成果は・・・(47回市連退教問研での報告から)
2024/11/6
「放課後の学習支援を続けてきて、子どもたちはわかる喜びを感じてきている。」11月2日(土)社会福祉センターで、齋藤氏は瀬谷区で続けてきた「横浜スパイス」の学習支援の成果を語った。瀬谷区キッズクラブで始めた学習支援事業が、退職した教員OBの協力を経て、算数の学習につまずきを感じていた子どもたちの「分かる、できる」喜びにつながっているという。この成果報告は、現職学校長の学習支援活動への力強いメッセージとなったようで、「この事業の他地区への広がりを期待している」という感想が出された。
この報告は「教育サポート事業」を進めている退職小学校長会の会員の活動報告であったが、他に小・中・高・特別支援学校の現職校長代表の4名のシンポジストが、各校種の学校現場の現状と課題を熱く語った。外は秋雨降る天気の中ではあったが、142名の参加者は、熱心に耳を傾けていた。市教育委員会の北代指導主事の講評を得て、シンポジウムは16時30分に閉会した。会の詳細の報告は、市連退の概要としてまとめられ、年度末に会員に届ける見通しになっている。