材木座海岸「補陀落寺」ミニ散歩の報告 - 横浜市退職小学校長会

材木座海岸「補陀落寺」ミニ散歩の報告

2023/7/7

7月6日(木)、6月読書会「補陀落渡海記」の余韻を求めて出かけました。鎌倉にも「補陀洛寺」がありますとの情報を頂いたからです。朝から暑い中、好奇心の熱い6人で東口からバス、九品寺前下車。新田義貞本陣跡の九品寺では分倍河原の銅像を思い出し、可愛い阿弥陀三尊様の前では「上品」「中品」「下品」と自分を勝手に品定め。道探し名人の後に付いて住宅街の中を歩き、無事「補陀洛寺」に到着しました。小さな「お寺さん」です。門前には「源頼朝公祈願所」と読み取れる石碑。玄関の呼び鈴に応じて下さった住職さんに本堂に入れて頂きました。住職さんのお話を紹介いたします。

*補陀落渡海の記録は無く、寺名の由来も不明。源頼朝が建立し、文覚上人を開山として鎌倉3代まで栄えた寺院。頼朝公は観音様が好きで信仰が厚かったこと。本尊は中央の十一面観音、但し多くの火災や竜巻に見舞われ寺の記録は消失。地元では昭和の頃まで「竜巻寺」と呼ばれていたこと・・自由にお参りして下さい。

たくさんの小さな仏像が並び、間近で見学できました。弘法大師像は御簾の中、右に頼朝公も内側が金色の御簾に座り、左の文覚上人は、裸で目をむき、うずくまっていました。創立時の1181年は、頼朝公にとって苦難の多いときで、文覚が力強く支えたとのことです。文覚が裸なのは、荒行に耐えている様子、観音様の上の緞帳には、海に浮かぶ極楽浄土が描かれている等話しながら、ゆっくり休ませて頂きました。 斜め前の瀟洒なパン屋さんで昼食、光明寺の蓮池を風に吹かれながら観賞してまたバス乗車。小町通り入口で特大氷水、ソーダ、クリーム餡蜜、グラタン等を食べて談笑し解散。それはもう、楽しかったです。

皆様もどうぞお出かけ下さい‼

◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦ 読書会広報部 ◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦

 

戻る