『 横浜　山手の散歩道　連載　1 』　

　横浜の中の横浜とも言われる山手地区をたずねてみましょう。皆さん、山手本通りを歩いたことがあるでしょうか。みなとみらい線「元町中華街駅」の改札口（６番出口）を出て、エスカレーターで上がると「アメリカ山公園」。さらに、公園の中を進むと間もなく「外国人墓地」～この墓地の埋葬者・第１号はペリー艦隊ミシシッピー号の乗組員でした。ペリーは亡くなった乗組員を海の良く見える地に葬ってあげたいと希望して、現在の墓地の一部に埋葬しました。さて、墓地の前を左に折れて本通りを進むと「岩崎ミュージアム」「港の見える丘公園」「横浜イギリス館や山手１１１番館」があります。また、墓地を右に曲がり丘陵地の上を進む道が本通りとなります。この本通りに沿って歩くと「元町公園、イタリア山庭園、山手公園」「山手２３４番館、エリスマン邸、ベーリックホール、外交官の家など西洋館」「フェリス女学院や横浜共立学園などのミッション・スクール」「テニス発祥の地、バプテスト教会発祥の地」「カトリック山手教会や山手聖公会」など名所・旧跡が至る所に見られます。　　

　今回のブログは『横浜　山手の散歩道』と題して連載します。山手本通りの左右には、開港地・横浜に相応しい数々の歴史を感じる宝物に出会うことができます。今回、編集者も歩いて分かったことも、紹介して参ります。しばらくの間、山手の散歩道、そぞろ歩きにお付き合いください。よろしくお願いします。

次回ブログは、５月２５日頃の予定です。お楽しみに。