歩こう!!神奈川 【横浜歴史散歩】(見学会ブログNO1) - 横浜市退職小学校長会

歩こう!!神奈川 【横浜歴史散歩】(見学会ブログNO1) 

2023/9/10

連載 『 港~横浜 歴史をたどる散歩道 NO1 』

すでに、ご案内していますが、今年の見学会は【第1回:9月19日(火)古都 鎌倉見学会】【第2回:11月14日(火)横浜歴史散歩】です。そこで、今回の見学会ブログは『港~横浜 歴史をたどる散歩道』と題して連載します。

横浜と言えば「港」を思い浮かべる方は多いと思います。(私たちは現役の頃、何回となく「横浜市歌」を口ずさんだことでしょうか)港に面する神奈川区、西区、中区あたりに残っていた史跡・旧跡・名所は、残念ながら関東大震災や横浜大空襲によってほとんど失われてしまいました。今、そこにあるのは「(写真・絵図・資料などの)解説板or石碑」だけとなっています。そこで、編集者が集めた、港~横浜に関係する場所、関係する人物、文章資料などから~歴史のひとコマをたどりつつ、紹介したいと思います。

   【港の変遷 小さな桟橋から鉄桟橋へ】

開港期 写真上:1859(安政6)年、直線状2箇所の波止場を設置。長さ約109m、幅約18m、石積み。海に向かって2本の突堤を設置。沖合に停泊する本船と波止場の間を「艀(はしけ)」で人や荷物を運搬。

文明開化期 写真中:1868(明治元)年、開港期の直線状の波止場形状を湾曲した形に変更。いわゆる『象の鼻』(象の鼻のような湾曲した姿として復元され)象の鼻パークとして、現在は市民の憩いの場所。

「港湾整備期、近代横浜港の整備開始」1896(明治29)年:象の鼻波止場の内側と外側の形状を変更。イギリス人パーマー(近代水道の父と呼ばれる)の計画により近代的横浜港として、鉄桟橋(大桟橋の原型)を築造開始。

港湾拡大期近代横浜港の整備 写真下:1910(明治43)年頃の鉄桟橋。象の鼻防波堤の背後に鉄桟橋(現在の大桟橋の原型)を建設。新港ふ頭の築造も進む。

●道案内:港関係の写真や解説版は、象の鼻エリア(日本大通りから横浜税関脇から大桟橋への経路)にあります。

次号「ブログNO.2は来年9月25日頃を予定しています。

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