歩こう!!神奈川 歴史散歩 2023年見学会ブログNO1

連載 『鎌倉名越街道を歩く~今年のブログは鎌倉(南東)方面です~』
今年の見学会(1回目)は、9月19日(火)に鎌倉を予定しています。毎月2回(10日と25日頃に更新)のブログ内容は『鎌倉名越街道を歩く』としました。
今回は、予定のコースのお寺の特徴を簡単に紹介します。
〇常栄寺(別名:ぼたもち寺):日蓮聖人が龍口寺法難の際、ある尼が牡丹餅(ぼたもち)を捧げたという
〇別願寺:境内に四代鎌倉公方である足利持氏の供養塔があるという
〇安養院:北条政子の法名「安養院」の名で知られる寺。政子の供養塔があり今年の見学の目玉、ツツジが咲き揃う時期(4月中旬から5月中旬頃)は見事だという 写真は〈政子の供養塔〉
〇大寶寺:後三年の役に関わる新羅三郎源義光の居館、義光の子孫佐竹義盛が出家して寺を建てたという
〇妙法寺:日蓮聖人鎌倉布教の拠点(草庵)で松葉谷霊跡の一つ。日叡上人(大塔宮護良親王の子)が開山した寺で苔階段が有名という(苔保存の為、土・日・祝日のみ公開、苔の見頃は4月~6月 写真は「苔階段」
〇安国論寺:日蓮聖人鎌倉布教の拠点(草庵)で松葉谷法難遭遇の地。境内には「立正安国論」を執筆した岩窟「御法窟」があるという。富士見台から見る由比ガ浜海岸の眺望は必見の価値あり
〇上行寺:本堂は妙法寺の法華堂を移築したもので、境内には疾病平癒祈願を行う浄行堂がある、幕末には井伊直弼を襲撃した水戸浪士をかくまった記念碑があるという
【四季折々の花紹介】
✿春(3~5月頃)・・・さくら:安国論寺、はなもも:安国論寺・妙法寺
✿夏(6~8月頃)・・・あじさい:安国論寺・妙法寺、さるすべり:妙法寺
✿秋(9~11月頃)・・・ひがん花:常栄寺・妙法寺、きんもくせい:妙法寺
✿冬(12~2月頃)・・・つばき:安国論寺、大寶寺、梅:常栄寺、さざんか:安国論寺・妙法寺
会員の皆様、続けて、連載『鎌倉名越街道を歩く』をご覧ください。次号、ブログNO.2は、2月25日頃を予定しています。