歩こう!! 神奈川 【横浜山手散歩】(見学会ブログNO 12 ) - 横浜市退職小学校長会

歩こう!! 神奈川 【横浜山手散歩】(見学会ブログNO 12 )

2024/11/25

  

『 横浜 山手の散歩道 連載 12 』 
山手75番付近は関東学院源流の地】エリスマン邸とベーリックホールの間を抜けて元町公園に至る階段を下りかけた所に『関東学院源流の地』があります。解説板によると「関東学院の源流 横浜バプテスト神学校発祥の地 ここ山手でA・A・ベンネットが横浜バプテスト神学校を設立した。《当時創設されたバプテスト横浜教会と神学校 上:写真》関東学院キリスト教教育の源流はここに発する。校訓«人になれ 奉仕せよ» 創立125周年記念 学校法人 関東学院」とありました。調べてみると~今から151年前、1873(明治6)年、米国人バプテスト宣教師N・ブラウン《中:写真》とJ・ゴーブル両夫妻は、ここ山手75番付近に日本バプテスト横浜教会と神学校を設立した~ということです。その後、神学校は名称変更や合併を繰り返して、1927(昭和2)年、三春台の地に「関東学院」を建設しました。学院の発祥地は、山手の丘が半島状に北に伸びた丘陵上にあり、東西100m弱、南北200mほどの狭いエリアです。東側に元町公園プール、西側に代官坂に挟まれ、いずれも高低差10m以上の崖上にあります。山手は外国人居留地として長く指定されてきましたが、明治時代初期にこのような不便な場所に教会と神学校を建設したとは驚きでした。尚、ブラウンの妻シャーロット・ブラウンは、1886(明治19)年に山手居留地67番の聖書印刷所ヨコハマ・ミッションプレスの2階において、たった7名の女子学校を創設しました。これが(現 神奈川区中丸にある)捜真女学校となります。また、関東学院は関内駅前に「横浜・関内キャンパス」《下:写真》があります。ここは書籍コーナーやカフェもあり一般市民も入ることができます。この場所こそ、私たちが現職の頃、度々利用した「横浜教育文化センター」跡地となります。

👉道案内:関東学院源流の地は、山手75番地付近。元町中華街駅より徒歩およそ10分。山手本通り、エリスマン邸とベーリックホールの間を入る。
👉道案内:関東学院 横浜・関内キャンパスは、JR関内駅前、旧教文センター跡地。

※次回、ブログは12月10日頃、更新します。

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