歩こう!! 神奈川 【横浜山手散歩】(見学会ブログNO 13 ) - 横浜市退職小学校長会

歩こう!! 神奈川 【横浜山手散歩】(見学会ブログNO 13 )

2024/12/9

 

 『 横浜 山手の散歩道 連載 13 』 
【山手ベーリックホールとは?】エリスマン邸の向かい側にある「ベーリックホール」に入ってみました。イギリス商人ベーリック氏の邸宅として1930(昭和5)年に設計されたのがこのホールです。第二次世界大戦までは住宅として使用されていましたが、1956年に遺族から宗教法人カトリック・マリア会に寄贈されました。その後、2000年までは、セント・ジョセフ・インターナショナル・スクール寄宿舎として使用されました。現在残っている戦前の山手外国人住宅の中では最大規模の建物で、設計者はアメリカ人の建築家J・H・モーガンです。モーガンは、山手111番館や山手聖公会、根岸競馬場など多くの建築物を残しています。約600坪の敷地に建つホールは、スペイン風スタイルを基調として、外観は玄関の3連アーチや小窓、瓦屋根を持つ煙突など、多彩な装飾が施されています。内部に至っては、広いリビングルームやアルコープ、化粧梁組天井が特徴のダイニングルーム、白黒タイル張りの床など特徴ある建物です。2001年に横浜市は建物の所在する用地を元町公園の拡張区域として買収して、建物自体はマリア会から寄贈を受けました。復元、改修など工事を経て2002年から建物および庭園を一般公開しています。
見どころ:1階に「リビングルーム」広さ47畳、天井高さ約4m、北側にアーチ状の開口部。明るく華やかな空間。花弁模様の彫刻を施した石張の暖炉など。他、ダイニングルームとパームルーム、玄関ホール。2階に、令息寝室、客用寝室、主人寝室、夫人寝室など。
👉案内:「ベーリック・ホール」;住所は中区山手町72番 開館;9:30~17:00
休館日;第二水曜日(休日の場合は翌日) 年末年始
👉イベント案内:「世界のクリスマス2024~煌めく山手の丘物語」。開催日は12月1日(日)~12月25日(水) 9:30~17:00(金、土は18:00まで)
場所;ベーリック・ホール、エリスマン邸、山手234番館、横浜市イギリス館、旧山手111番館、ブラフ18番館、旧山手68番館・・・・
 ※次回、ブログは12月25日頃、更新します。

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