秋の撮影会終わる
2021/11/27
フォトさくら、秋の撮影会が11月26日(金)に終わりました。
参加者は7名。場所は北鎌倉駅から徒歩15分、鎌倉に向かって国道沿いにある長寿寺。知る人ぞ知る、紅葉のきれいなお寺です。足利尊氏公のお墓があります。この日は紅葉の見ごろには少し早いが、まだ染まりきらないもみじと紅葉したもみじのコントラストが秋の風情を醸し出していました。観音堂を背景に紅葉をパチリ。逆光を利用して赤く透ける葉をパチリ。書院に座って庭園のまだ青いもみじをパチリ。こんな様子で1時間寺の周りを巡って撮影しました。11月までは拝観日が決まっていて、12月からは8日まで毎日拝観ができます。拝観料300円。2月に今日撮った写真の観賞をします。会員同士感想を述べあったり、講師の話を聞いたりする研修会です。さてどんな写真が見られるか楽しみです。
ちょっと蘊蓄・・長寿寺の国道を挟んで向かいが建長寺。「鐘つけば銀杏ちるなり建長寺 漱石」おや、どこかで聞いた句・・「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」この子規の句より実は漱石が2カ月早い。新聞に掲載された句なので、子規も知っていたはず。ただ、鐘×銀杏×寺のコンボはいかにも陳腐。子規は漱石の句をもとに変奏したのでは。子規の代表作は漱石との共同から生まれた、と俳人の神野紗希さんは述べています。