読書休会中クイズNO9「文学史」編

先月は、読書会で活躍されたお二人のご逝去がありました。
多趣味で明るく視野の広い方、横浜の伝統行事の保存に尽くされた方・・思い出は尽きません。
私たちの「生」き方は様々でも「死」は必ず共通して1つ。漢字の読みも「死」は「し」だけですものね。
クイズを続けましょう。題名当てです。当時の識字階級のベストセラー、全問正解、間違いなしです。
1.今は昔 釈迦如来 未だ仏に成り給はざるける時は釈迦菩薩と申して 兜率天の内院と云ふ所・・(説話集の題名)
2.見渡せは 花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ・・(歌集の題名)
3.ゆく川の流れは絶へすしてしかももとの水にあらず 淀みに浮かふうたかたは かつ消へかつ結ひて・・(鎌倉時代突入)
4.祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり 沙羅双樹の花の色 聖者必衰の理を表す・・
5.徒然なるままに 日暮らし硯に向かひて 心に移りゆくよしなし事を そこはかとなく書きつくれは 怪しふこそ・・
6.密かに古今の変化を採つて安危の由来を見るに 覆つて外無きは天の徳なり 名君之に体して国家を保つ・・(室町時代)
7.東山道陸奥の末信濃国十郡のその内に 筑摩の郡新しの郷といふ所に不思議の男一人侍りける 其名を
物くさ太郎ひぢかすと申し候 国に並び無き程の物くさ也・・(説話集の題名)
8.其れ申楽延年のこと技 其の源を尋ぬるに あるは仏在所より起こり あるは神代より伝ふと・・
5日のコロナ感染者は神奈川県では約1000人に1人、横浜市では約850人に1人の割合になります。
もうすぐピークです。どうぞお元気でいらしてください。
◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦ 読書会広報部より◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦
クイズの正解
1今昔物語 2新古今和歌集 3方丈記 4平家物語 5徒然草 6太平記 7御伽草子 8花伝書