7月読書会のお知らせー和歌山特集「佐藤春夫」詩集ー
2023/7/7
暑中お見舞い申し上げます。皆様お元気でご活躍のことと存じます。
今月の読書会は「佐藤春夫」の詩の魅力に迫ります。「春夫詩抄」ー岩波文庫、「佐藤春夫詩集」ー新潮文庫、「殉情詩集」ー新潮社、どの本でも結構です。紹介して下さい。なお、佐藤春夫詩集は「青空文庫」で読むこともできます。
ちなみに広報担当はネットで入手した1921年初版本の復刻「殉情詩集」を読み圧倒されております。大正時代は口語自由詩が奔流のように人々を魅了した頃でした。その中で、あえて文語で古語を駆使し、23編全部が恋歌の処女詩集。万葉仮名にあるように恋は「孤悲」となって(切なき恋をするゆゑに 月かげ寒く身にぞ沁む)と冒頭から歌います。荒磯に砕く波のような詩の数々を谷崎潤一郎は読んだのでしょうか。皆様、ぜひご参加ください。詩とご感想をお持ち寄りください。
日時 7月27日(木)10時~11時45分
会場 関内青少年育成センター地下2階
◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦ 読書会広報部 ◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦