9月岐阜文学旅行の報告 9月24日ー美濃の古戦場に吹く風 - 横浜市退職小学校長会

9月岐阜文学旅行の報告 9月24日ー美濃の古戦場に吹く風

2024/10/3

9月24日7時半に新横浜駅ホームに12人集合、ひかり633号7時51分発に乗車しました。旅日和です。小田原駅で4人が合流。「やあやあ」と笑顔を交わし合計16人で2泊3日の旅が始まりました。岐阜羽島駅に9時40分到着。駅前で首を長くして待って下さったドライバー山本様と合流してマイクロバスへ。10時10分には墨俣一夜城に着きました。

墨俣一夜城 長良川堤・・櫻の大木が水門まで続き、小説「長良川」で2人が、城跡で冷たい水を見つめながら互いを思い合う場面がここです。ただし、実際は小さいながらも石垣と白壁、金の鯱まで復元され、変わらないのは水の流れと秋風だけ。水運の要衝として斎藤氏と争う織田勢の木下藤吉郎が一夜のうちに砦を築き上げ、出世頭となった縁起のよい城と説明板にありました。城博士の解説では「この石垣は近代の楔の打ち方。金の鯱もなかったです。 実際は2階建ての藁屋根、土壁の建物で、堤を掘割に巡らせて砦にしたんです。」とのこと。泥まみれになって堀を掘り広げる野武士たちの姿や堤の穴から斎藤勢に襲い掛かる接近戦の様子等が目に浮かびます。蜂須賀氏一族は戦い上手だったそうです。16人で賑やかにしゃべり続け、小説「長良川」の暗いイメージは吹き飛んでしまった墨俣一夜城見学でした。大垣の御殿町に戻り「坂井亭」でにしん蕎麦の昼食、信濃路の蕎麦と水運で運ばれた鰊と京都の味が合体してご馳走様でした!  土地のグルメも旅のだいご味です。13時に 舟町港跡「奥の細道 結びの記念館」に到着しました。

奥の細道結びの地記念館・・また次号で。◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦ 広報部 ◊♠♣♥♦◊♠♣♥♦

 

 

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