囲碁にまつわる言葉(ゆ)
2024/4/8

辞書に記載された「碁」の意味
新言海
中国伝来の遊戯の伎。二人相対して碁盤の線の上に互いに黒白の碁石を交互に拝べ、範囲の多少で勝負を決するもの。これを行うを「打つ」といい、囲碁という。碁は巧拙に因って階級があり、初段から九段に至る。
岩波国語辞典
縦横十九本ずつの線を引いた盤に、交互に一つずつ黒と白の石を置き、地を囲み合って広く占めた方を勝ちとするゲーム。囲碁。
明鏡国語辞典
盤上に引いた縦横各一九本の線がつくる交点の上に二人が交互に黒と白の石を並べ、囲い込んだ地の大小で勝負を決める遊戯。囲碁。
旺文社標準漢和辞典
四角な盤の上に石を並べて遊ぶいご・ごいしの意を表す。
【碁石】 【碁会】 【碁盤】 【碁盤割り】
講談社日本語大辞典
盤の目に黒と白の石をかわるがわる置いて地を争うゲーム。日本には、中国から六世紀ごろ伝来した。
辞林21
二人が相対し、縦横19路ずつの枡目を刻んだ盤上で黒石と白石を交互に打ち合い、囲った場所(地)の広さで勝負を争う遊戯
広辞苑
二人相対し、三六一の目を盛った盤上に交互に一つずつ黒・白の碁石を並べ、地を広く占めた方を勝ちとする遊戯。中国から伝来。
並べると説明されている辞書が多い。しかし、これでは誤解を招く。並べるでは、他の石の隣に置くイメージがある。石は、(特別な場合を除いて)原則何処に置いてもいいのである。