2月読書会のお知らせ「山本孫三郎」長谷川 伸作
2024/2/7
春の淡雪のあとは陽光煌めく朝を迎えました。皆様お元気でご活躍のことと存じます。遅くなり申し訳ございません。
2月読書会のお知らせです。
久しぶりの時代小説、作者は長谷川伸。横浜日ノ出町駅近く大岡川たもとに生誕の碑がある方です。
「瞼の母」や「一本刀土俵入り」等は新派や新国劇で何度も上演されお馴染みです。
~上と下の瞼を合わせ、じっと考えてりゃあ昔のおっかさんの面影が出て来るんだ~
逢いたくなったら俺あ目をつぶろうよう・・・番場の忠太郎の名台詞に心揺さぶられた方は多いのではないでしょうか。
今回は敵討ち物「日本敵討ち異相」の一遍、日本独特の敵討ち制度はまさに異様です。
全く筋道は見えない「正義」が侍を敵討ちへと駆り立てます。
義理と人情、恩返しは日本人特有の美点?「否」と作者は主張しているのかも・・・。
どうぞ皆様、また多彩なご感想を御寄せ下さい。
*日時 2月22(木) AM.10時~AM.12時
*会場 青少年育成センター地下2階
◊♠♣♥♦ 読書会広報部 ◊♠♣♥♦