歩こう!! 神奈川 【横浜古民家をたずねて】(見学会ブログ連載NO 9)
【横浜市内には10箇所の古民家があります。2025年は古民家をたずねます】第9回は、鶴見区獅子ヶ谷にある【みその公園「横溝屋敷」】です。公園内(屋敷内配置図)にあるように〈主屋〉を中心に〈表門・穀蔵・蚕小屋・文庫蔵〉が保存されています。また、入口の表門手前には「教育水田」が広がっています。
《旧横溝屋敷(市指定文化財)について》〈主屋:寄棟茅葺2階建・1896年頃建築〉〈表門:寄棟茅葺平屋建・1847年建築〉〈穀蔵:置屋根両妻かぶと造、茅葺2階建・1841年建築〉〈蚕小屋:寄棟茅葺2階建・主屋と同時期〉〈文庫蔵:寄棟茅葺平屋建・1857年建築〉・・・写真は上から順に添付

《年間主なイベントについて》〈4月:竹工作教室、5月:子どもまつり・親子そば打ち、7月七夕まつり、9月:竹灯篭まつり・お月見、10月:十三夜、12月:収穫祭、1月:七草がゆ、2月:豆まき、3月:ひなまつり〉・・・・これ以外に特徴的なイベントは、「五郎兵衛稲作教室」と言って一年間かけて、田おこし⇒田植え⇒網掛け⇒稲刈り・稲干し⇒稲こき⇒収穫祭、全6回コースがあります。(小学生とその保護者が対象、70名)・・・写真は8月頃の網掛け(みその公園HPより)の様子と取材時の稲の様子

《横溝家の歴史》旧横溝屋敷は、江戸時代の農村生活の原風景を残す貴重な文化遺産です。横溝家は、桃山時代の慶長年間(1596~1603年頃)から江戸時代を通じて、獅子ヶ谷村の名主を代々つとめてきた家柄です。また、江戸時代に横溝家は鶴見川の沖積地を開墾して水田を拓き、稲作に必要な溜池を造営し、村内に本覚寺を建立するなど多大な貢献をしました。古民家の保存と活用を図る横浜市最初の施設である「横浜市農村生活館みその公園~横溝屋敷」として、一般公開されています。屋敷住宅は、1986(昭和61)年度に、表門、主屋を含む5棟の建物が横浜市に寄贈され、教育員会ではその年から1989(平成元)年度の事業として、建物の修復工事などの文化財整備を行いました。また、1988年11月には市の文化財保護条例により「指定文化財第1号」に指定されました。復元された建造物群の静かな佇まいの中に、当時の農村生活資料が展示され、農村の年中行事などの生活体験の場となっています。
利用案内:休館日は、毎月第一、第三月曜日(休日の場合、翌日)、年末年始は休み。
開館は9~16時30分、無料。所在地は鶴見区獅子ヶ谷3-10-2
行き方:JR新横浜駅より、市営バス103系統、鶴見駅西口行き「表谷戸下車」 徒歩5分
次回更新予定:8月25日頃 取材日 8月7日
◎「令和7年度の予定について」見学会は次の予定で実施いたします。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
1回目;【秋の鎌倉を歩く歴史探訪】10月3日(金)9:45~12:15
2回目;【横浜再発見ゆるり散歩】12月5日(金)9:45~12:15