歩こう!!神奈川 【横浜山手散歩】(見学会ブログNO 4 ) - 横浜市退職小学校長会

歩こう!!神奈川 【横浜山手散歩】(見学会ブログNO 4 ) 

2024/6/25

 

  『 横浜 山手の散歩道 連載 4 』 

『ブラフ積みとは?』・・・さて、前号で紹介した『横浜地方気象台』を通り過ぎて「横浜外人墓地」を右手に見る場所辺りに『ブラフ積み〈The Bluff Layout of Yamate〉』について説明板があります。それによると「ブラフとは切り立った崖という意味であり、新山下に面する絶壁状の地形から、外国人居留地の時代より、山手は外国人たちによってブラフと呼ばれていました。住居表記でも《BLUFF〇〇(数字)》のように記され、その番号は山手町の地番としてほぼ引き継がれています。この場所(外人墓地前)の愛称《BLUFF99GARDEN》は横浜山手の歴史的な呼び名に由来します。また、山手地区は尾根道としての山手本通り沿いに宅地が展開しているため、宅地の間や宅地と道路の間に多くの段差があり、造成する際に石積みの擁壁が築かれていきました。石垣はいずれも棒状〈直方体、長さ70~80㎝、20㎝角程度〉房州石を用い、長手面と小口面が交互に並ぶ積み方をしています。この積み方は山手のみならず横浜市内、横須賀や東京でも見かけることができますが、横浜山手の特徴的な景観となっていることからブラフ積みと呼ばれています。」

※写真:山手(ブラフ)200番付近の「ブラフ積み」

※次回、ブログは7月10日頃、更新します。

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