歩こう!! 神奈川 【横浜にある古墳 ブログ】

連載:横浜の古墳巡り NO4 市ケ尾横穴古墳群 〈青葉区〉 12月19日東急田園都市線、市が尾駅から歩いて15分、市ケ尾小学校に隣接する「市ケ尾古墳群史跡 昭和32年2月19日 県指定 市ケ尾横穴古墳群は、6世紀後半から7世紀後半にかけて、作られたA群12基・B群7基の計19基の横穴墓からなっています。1933(昭和8)年と1956(昭和31)年に発掘調査が実施されました。前庭部と呼ばれる横穴墓の入口前の広場から刀・土器類などの遺物が発見されて、死者を祀る何らかの儀式が行われていたと考えられています。また、各横穴墓の内部の構造は各種の形式が見られ、時代とともに次第に変化していった様子がうかがえます。1983(昭和58)年にA群、1994(平成6)年にB群の保存整備が実施されています。市ケ尾古墳群は、青葉区を流れる谷本川左岸の丘陵地帯に位置し、谷本川に向けて南向きに開いた谷戸地の崖面を掘って造営されました。12基ある北側のA群と、7基ある南側のB群に分かれています。古墳時代の末期に造られた有力な農民の墓と考えられています。墓群の内外からは須恵器や土器などの副葬品も見つかっています。市ヶ尾町を含む青葉区内は、横穴墓や古墳が多く存在し、当遺跡の西約800mの地点には、都筑の地を統合した歴代の首長や一族の墓である稲荷前古墳群(県指定史跡)があります。〈退職校長会見学会ブログ2025/11/28で紹介〉
横穴墓とは・・・南関東では、谷合の斜面を利用して泥岩や凝灰岩質のやわらかい岩盤を掘り込んでつくられました。横穴の内部は、死者を葬る部屋〈玄室〉とその手前の廊下部分〈羨道〉からなり、さらに入口前方〈前庭部〉と墓道があります。使者には武器や装身具、土器などがそえられていました。また、玄室内部から出土する人骨の数から、近親者を次々に葬ったと考えられています。〈写真:横穴墓の一つ A-8〉
道案内:市ヶ尾小学校隣り 東急田園都市線「市が尾駅」から徒歩15分